Random Transgenesis
はじめに
受精卵の前核に核酸などを注入する方法(Microinjection)で、Random Transgenesisによりトランスジェニックマウスを作製します。
トランスジェニックマウスの作製
注入用DNA(トランスジーン)溶液を200~400個のマウス前核期受精卵に注入し、仮親マウスの卵管へ移植すると、通常30~80匹のマウスが誕生し(10~20%)、2~10匹のトランスジェニックマウスが得られます。
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ファウンダー(F0)マウスの搬出時に重要ですので、RIKEN BDRの微生物学的品質規格について、必ずご確認下さい。
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使用する受精卵の系統は、下記の通りです。
Inbred;C57BL/6N
Hybrid;BDF1
Outbred;CD-1(ICR)
上記以外の系統を希望される場合は、事前にご相談ください。
共同開発の流れ
依頼方法
mutant.bdr(at)riken.jpに連絡し、下記の書類を案内に従って送付して下さい。
書類受領後2週間以内に、署名・捺印した共同開発同意書のPDFをメールで返送致します。 初めて申し込まれる研究室には、遺伝子改変マウス作製管理システム(以下;CDB Web)にログインするためのID番号と初期パスワードを発行します。
同意書を受領後、ID番号と初期パスワードでCDB Webにログインして下さい。
※以降の連絡事項は原則としてCDB Web内の掲示板にご記入下さい。
RIKEN BDRの微生物学的品質規格について、必ずご確認下さい。
必要書類
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マウス作製申込書
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トランスジーン構造図
必要事項を記入のうえ、メールでmutant.bdr(at)riken.jp に送付して下さい。
「マップの書き方について」 -
共同開発同意書(Tg)
同意書に遺伝子名を記入し、署名・捺印の上、PDFをメールでお送り下さい。
同意書のご署名は所属長(=教授、またはこれに準じる方)に限ります。